保険相談を利用した際に持参して加入前に役に立った持ち物とは?

無料保険相談を円滑に進める持ち物とは

保険相談にはどんなものを持参した?

名刺交換

私は、7社計8人のFPさんと無料保険相談を通じて面談をしました。
面談に際して、特に持ち物を指定されることはありません。
ただ、持っていったら役に立つかな?と考えたものを持参しました。

 

実際に私が持参して役に立ったのは次の2つの書類です。

  • 加入している生命保険の保険証券
  • 健康診断の結果

 

これらを持って行ったことで、面談自体がスムーズに進んだように感じています。
その結果、私は自分に必要な保障をしっかりと把握することができ、満足のいく保険に入ることができました。

 

では、私が持参した2つのものがの面談でどのように役に立ったのかを説明します。

まず1つ目は『加入している生命保険の保険証券』

持参してよかった「加入している生命保険の保険証券」

紹介する男性

面談の際に持って行って良かったものの1つ目は

 

加入している生命保険の保険証券

 

です。

 

持って行って良かった理由

持って行って良かった理由は、保険相談のそもそもの目的に関係しています。

 

それは、今現在の保険で足りない部分を知ることができたからです。

 

多くの場合、保険の相談をするのは、今加入している保険に何らかの不満や不安があるからです。
そのため、新しい保険を検討する際には、現在の保険で足りない点を洗い出すことが最初の作業となります。

 

現在の保険で足りない点を洗い出すためには、すでに加入している生命保険の保障内容を知る必要があります。
もちろん、相談者の側が口頭で現在の保険証券の中身を伝えても良いのですが、加入している保険の保険証券があると確実です。
保険証券には、その保険の保障内容が全て書いてあるからです。

 

保険証券には保障内容がすべて書いてある

FPさんによるチェック風景

保険証券には主に次のようなことが書かれています。

  • 保険の保険期間(保証期間)
  • 保険の保障内容
  • 各保障の保険料
  • 保険金の受取人

 

そのため、保険証券を見ることで現在の保険で不足している内容を確実に知ることができます。
こうした情報は、保険証券無しではなかなか分からないものです。
(これらの情報を詳しく覚えている人はほとんどいないのではないでしょうか。)

 

保険証券の情報は保険の専門家であるFPさんの目でチェックしてもらうことができます。
そうすることで、新しい保険を考える際にとても役立ちます。

 

いわば、保険証券は、面談の方向性を決める羅針盤のようなものともいえます。
(ちょっと言い過ぎかもしれませんが…。)

2つ目は『健康診断の結果』

持って行って良かった「健康診断結果」

紹介する男性

面談の際に持って行って良かったものの2つ目は

 

健康診断の結果

 

です。

 

持って行って良かった理由

カルテ

 

持って行って良かった理由は、初めに健康状態を知っておいてもらったことで、確実かつスムーズに保険に加入できたためです。

 

というのも、保険加入時には健康状態が非常に重要になるからです。
医療保険では、加入時に健康状態の自己申告が必要となります。
保険金が高額となる死亡保険では、加入前に医師の診断を受ける必要があります。

 

いざ加入手続きを進めていても、健康状態に問題があると保険に加入できない事態になり得ます。
そうなってしまうと、それまで時間をかけて自分に合う保険を探したのが無駄になってしまいます。

 

私の場合、健康状態に問題があったため、健康診断結果を事前にFPさんに見てもらっていました。
その結果、問題を克服して無事に医療保険に加入することができました。

 

私の健康状態にどんな問題があったのか

問診風景

私が問題があったのは、悪玉(LDL)コレステロール値です。
ここ数年の健康診断でコレステロール値が正常値の3倍程度となっていました…。
また、尿酸値等の値も若干ですが正常値を超えているものがありました。

 

そのため、もしかしたらこのままでは保険に入れないかもしれないと考え、事前にFPさんに聞いてみようと思い、相談時に健康診断の結果を持っていきました。
そして、FPさんから「1ヵ月間、医師の治療を受け、正常値になったら申し込みましょう」と保険加入のためのアドバイスをもらい、それを実践しました。

 

その結果、加入時には問題のない値となり、スムーズに保険に加入することができました。
加入の直前になって打ち明けていたら、保険加入にかなり時間がかかっていたことは間違いありません。

 

不担保部位も付かなかった

また、加入時に記入する告知書にもしっかりとコレステロール値の治療のことを書きました。
その上で、不担保部位がなく保険に加入することができました。

 

「不担保部位」とは、保険が適用されない部位の事です。
もし、今回の件で不担保部位が指定されたとしたら、私は将来高コレステロール値が原因となる病気で入院をした場合、医療保険が使えないことになっていました。
(悪玉コレステロールが原因となる病気としては、動脈硬化が有名です。)
それを回避できたのは非常に大きいです。

 

なお、保険加入時の告知のことと、私の体験についてはこちらに詳しくまとめています。
保険加入時の「告知」と「告知不足」による解除との関係とは

『保険証券』はFPさん自身も持っていることが多い

FPさん自身の保険証券を見せてくれる場合もある

FPさん

ここまでご紹介した2つが、私が保険相談に持って行って良かったものです。

 

ちなみにですが、私がFPさんに保険証券を見せたところ、FPさんもご自身の保険証券の写しを見せてくれました。
FPさんがどんな保険に加入しているのかを相談者から聞かれることが多く、見せられるように保険証券の写しを持ち歩いているということでした。

 

もちろん、全てのFPさんが持ち歩いているわけではないですが、持っているFPさんは意外と多いということでした。
実際にFPさんが加入している保険についても詳しく教えてもらい、とても参考になりました。
FPさん自身が良くない保険に入っているわけないですもんね。

 

相談をスムーズに進めるために持って行ってみよう

そんなわけで、保険相談に行かれる際には

  • 加入している生命保険の保険証券
  • 健康診断の結果

をぜひ持って行ってみてください。

 

保険加入がスムーズに進みますし、より自分に最適な保険を提案してもらうことができるようになります。
また、持って行かなくても結局後でFPさんからそれらについて聞かれることも多いですし、そうであれば最初から持って行っていた方が話も早いです。

 

なお、このページでは持ち物についてしか触れていませんが、実際に私が保険相談を利用した際の体験談や、感じたことの全てを以下のページで紹介しています。
FPさんへの相談を考える際に、参考になれば幸いです。

 



 

私が体験した保険加入に関するコンテンツ

 

有料の保険相談の仕組み

ファイナンシャルプランナーさんに保険の事を相談する際、有料と無料の2つの選択肢があります。有料の方が質が高そうに思えますが、仕組みを知ると必ずしもそうとは言えないことが分かります。有料相談と無料相談の違いや、どちらがおすすめか説明します。


 

FPさん

保険の事を相談する最適な相手としてFP(ファイナンシャルプランナー)がいます。ただ、FPも人間であるため色々な人がいます。数多くのFPと相談した経験があり、FPでもある管理人が、加入後にもお世話になりたい良いFPを見極めるポイントを紹介します。


 

私の相談風景

保険見直しの際、凝り性の私が実際に体験した8人のFP(ファイナンシャルプランナー)さんとの保険相談風景を再現しました。実際のFPさんとのやり取りや、相談の際にあると良い持ち物、保険相談のメリットなど保険相談の全てが分かります。