かんぽ生命が販売するアフラックのがん保険は入るべき?

かんぽ生命はアフラックのがん保険を発売しています

かんぽ生命にはがん保険がなかった

「かんぽ生命」というと、郵便局が民営化される前から保険業界では大手です。

かんぽ生命

「郵便局の保険」ということで安心して加入されている方も多いと思います。

 

そんなかんぽ生命ですが、実は独自のがん保険は販売していないのです。
かんぽ生命自体は、日本生命と提携しがん保険を販売しようとしていましたが、TPP等の政治的な背景もあり、結局それは実現しませんでした。
その辺の経緯については、「かんぽ生命にはがん保険がない!?」に記載しています。

 

アフラックのがん保険を販売

しかし、2014年からかんぽ生命はアフラックのがん保険を販売することとなりました。
その名も

 

新 生きるためのがん保険Days(JPオリジナルプラン)

 

です。

FPさん

2014年10月1日から販売が開始されています。
【参考】かんぽ生命『がん保険新商品(JPオリジナルプラン)の取扱開始について

 

アフラックのがん保険と言えば、がん保険の中でもとても知名度が高いです。
保障もかんぽ生命オリジナルのプランとなっており、アフラックの物とは異なります。

 

このJPオリジナルプランがアフラックの元々のプランと比べてどうなのか、
また、がん保険として入っておきたい良いものなのか紹介します。

 

『新生きるためのがん保険Days』のアフラックプランとJPオリジナルプランの比較!

同じがん保険でも何が違う?

かんぽ生命が取り扱う「新いきるためのがん保険Days」は、元々の取扱会社であるアフラックのものと違いがあります。

ポイント

その違いは簡単に言うと

  • 保障内容の簡素化
  • 保険料の低廉化

と言う点に集約されます。

 

では、実際にどのような違いがあるのか表で比較してみます。

 

アフラックプランとかんぽ生命プランの違い

保障内容に違いがある部分は赤字にしています。

プラン名 アフラック
アフラックプラン
かんぽ生命
JPオリジナルプラン
がん診断一時金 がん:100万円
上皮内新生物:10万円
がん:100万円
上皮内新生物:10万円
入院給付 1日あたり10,000
日数:無制限
1日あたり4,000
日数:無制限
通院給付 1日あたり10,000 1日あたり4,000
手術給付 1回あたり20万 保障無し
放射線治療給付 1回あたり20万 保障無し
抗がん剤治療給付 1回あたり5、10万
通算:600万
1回あたり2.5、5万
通算:300万
先進医療給付(特約) 通算:2,000万
一時金:15万
保障無し
保険料 30歳 2,949 1,578
40歳 4,389 2,382
50歳 11,679 6,403

【算出条件】性別:男性 保障期間:終身 保険料払込期間:終身

JPオリジナルプランの保障内容は中途半端?

大きな違いはどの点?

以上のアフラックのプランと、かんぽ生命のプランを見比べると、JPオリジナルプランの大きな違いは次の3つです。

  • 入院日額の金額が少ない
  • 手術時の保障がない
  • 先進医療の保障が付けられない

これらの保障がない分、保険料はアフラックプランの約半分程度とかなり安くなっています。

 

安くはあるけれど…

入院中の女性

アフラックのプランに比べると、保険料は確かに大分安くなっています。
ただし、その分がん保険としては中途半端であるととも言えます。

 

まず、入院給付と通院給付が4,000円と言うのは若干物足りないです。
また、手術時の保障も受けられません。
そのため、この保険だけでは、がん治療の際に金銭面での不安がぬぐえないです。

 

金銭面の保障はとても大切

私自身、父をがんで亡くしているため、その闘病中の金銭面での保障の大切さは痛感しています。
その経験を踏まえて考えると、この保険では中途半端な保障であると感じます。

 

そのため、新生きるためのがん保険DaysのJPオリジナルプランはあえて加入する必要はないでしょう。

良いがん保険を選ぶにはどうしたら良い?

どんながん保険に入ったら良いのか?

どんながん保険に入れば良いかは、どんな保障を充実させたいのかで変わってきます。
ただ、基本的には、次の2つの保障が充実しており、保険料も高すぎないものが良いです。

  • がんと診断された時の保障
  • 入院・通院をした時の保障

これらの保障は、がん保険で特に重要な保障です。

 

私が入っているのは

ちなみにですが、私は東京海上日動あんしん生命のがん保険に加入しています。
この保険は、上記の保障が充実しており、保険料は毎月3,018円となっています。

 

ただ、どのがん保険が良いかは人それぞれ求める保障に応じて異なります。
ぜひ、ご自分の希望に合うがん保険を見つけてくださいね。

 



私が保険に入った際、無料保険相談会社に相談した事で自分に合う保険に加入できました。
保険のプロが、たくさんの保険の中から無料であなたにピッタリの医療保険を教えてくれます。
私が実際に相談した7社のうち、次の3社が特におすすめです。

「Lifull保険相談」公式サイト画像

私が実際に保険の契約をした無料保険相談会社。
相談時には、保険のメリットだけでなくデメリットもしっかり説明してくれた。
「他のFPさんの話も聞いてみて、もし私で良ければいつでもご連絡下さい!」
と言ってくれて、保険の勧誘はせず、常に相談者を気遣った提案をしてくれた。
そうした点等、相談を通してとても信頼でき、Lifull保険相談に契約をお願いした。
その結果、現在は自分に合った医療保険に加入できてとても満足している。

その後も複数の保険見直しをお願いしたが、その都度最適な保険を提案してもらえてとても助かっている。
また、加入後にも住所変更や等にすぐ対応してくれて、お願いして正解だった。
項目取扱い保険数 店舗により異なる


⇒「Lifull保険相談」の詳細はこちら

「保険のビュッフェ」公式サイト画像

訪問型の保険相談サービス。
担当してくれるFPさんが、他の保険相談サービスや保険会社で働いた経験がある方が多く、提案や相談に関してベテランな方が多い印象を受けた。 保険の知識が豊富で、しつこい勧誘を行わなないFPとのみ提携しており、実際に私が相談した際には、自分でしっかり考えられる時間を取って次の相談日を設定してくれた。
自宅やファミレス等、幅広い場所での相談に対応してくれる。
他の保険相談のセカンドオピニオンとして相談するのにもおすすめ!
項目取扱い保険数 担当FPにより異なる


⇒「保険のビュッフェ」の詳細はこちら

「みんなの生命保険アドバイザー」公式サイト画像

各保険の違いにしっかりと触れながら、的確に必要な保険を説明してくれた。
取扱い保険数が多く、相談者の目的に応じた豊富な提案が受けられる。
また、ライフプランに沿った提案をしてくれたのも印象的だった。
しつこい勧誘も一切なく、受けられる相談の質が高いと感じる。
他2社と甲乙つけ難く、他社とあわせて利用し比較して契約しても良い。
(私は実際に複数社をセカンドオピニオンとして利用しました。)
項目取扱い保険数 30社


⇒「みんなの生命保険アドバイザー」の詳細はこちら


無料保険相談会社 医療保険提案力No1

「Lifull保険相談」公式サイト画像

⇒「Lifull保険相談」の詳細はこちら




 

 

良いがん保険に入るためのおすすめのコンテンツ

 

ランキングの説明

がんは今や2人に1人がかかる時代であり、がん保険の備えは必要です。凝り性の管理人は20社近くのがん保険を比較検討し、実際に終身がん保険に加入しました。その経験から、がん保険をコメント付きでランキング付けし、更におすすめのがん保険を紹介します!


 

ガードエックス

数あるがん保険の中でも、一時金の受け取りやすさという点に重点が置かれているのが、メットライフ生命の「ガードエックス」です。このがん保険は他社にはない特徴やメリットがある良いがん保険です。その特徴と、特徴を活かした入り方を紹介します。


 

あんしん生命

東京海上日動あんしん生命の評判のがん保険「がん診断保険R」の保険料返還の仕組みや保障内容、年齢性別毎の保険料等を分かりやすく説明します。また、このがん保険がどんな人におすすめなのかも紹介します。


 

保険のプロへの相談

保険を見直す際には「無料保険相談」を利用することがよく行われるようになっています。しかし、実際にどのようなサービスでどのようなメリットがあるのかはあまり知られていません。実際に多くの無料保険相談会社を利用した私が、実体験を基に紹介します。