メットライフ生命のフレキシィの保障内容や特徴とは

メットライフ生命の医療保険「フレキシィ」とは

人気のあるメットライフ生命の終身医療保険

世の中には数多くの保険会社がありますが、その中でも特に知名度が高いのが「メットライフ生命」です。
そんなメットライフ生命の医療保険は非常に人気が高く、私も加入しました。

 

それが、

 

メットライフ生命「終身医療保険 フレキシィ」

 

です。

 

加入前にはかなり多くの保険を検討しました

調べる女性

私は医療保険に加入する際には、数多くの保険を検討しました。
その中でも悩みに悩んだ末、最終的にこのメットライフ生命の医療保険に加入をしました。
(正確には私が加入したのは、フレキシィの前身の「やさしくそなえる医療保険」です。)

 

この保険は私自身とても気に入っており、おすすめの医療保険です。
そんなメットライフ生命の「フレキシィ」について、管理人独自の視点で紹介します。

 

メットライフ生命って有名だけど、どんな保険会社?

メットライフ生命ってどんな会社?

会社員

「フレキシィ」は、メットライフ生命という生命保険会社が販売しています。

 

メットライフ生命は、もともとは在日外国人向けの生命保険を扱っていました。
その後、1973年から日本人向けの生命保険を販売しています。
そのため、日本での生命保険販売では実に40年近い歴史があります。

 

テレビや新聞等の媒体での宣伝を多く行っており、保険会社の中でも知名度が高い方だと言えます。

 

ちなみにですが、2014年6月までは社名が「メットライフアリコ」でした。
しかし、現在は「メットライフ生命」へと変更になっています。

 

メットライフ生命の格付け情報

生命保険会社には、その会社の信用度を表す「格付け」というものが存在します。
これはあくまで投資を行う上での参考となる仕様ですが、会社の信用度を知るうえで参考になります。

 

メットライフ生命の格付けは以下のようになっています。

 

スタンダード&プアーズ

FPさん

格付け:AA-
10段階の上から2番目

 

保険金の支払い能力が「非常に高い」ととても高く評価されています。

 

ソルベンシー・マージン比率

935.5%

 

ソルベンシー・マージン比率は、保険会社の保険金支払い能力を示す指標です。
200%を下回ると、行政機関から行政指導が入るようになっています。

 

900%を超える同水準の保険会社には次のような会社があります。

  • 明治安田生命
  • 日本生命
  • マニュライフ生命

これらの名前を見ても分かるとおり、安心の水準であるといえます。

 

【出典】メットライフ生命『健全性の指標

「フレキシィ」の保障内容とは?主契約と特約を紹介!

保障期間と保険料の支払期間

保障期間

保障期間とは、保険の保障を受けられる期間のことです。
「フレキシィ」では、正式な商品名にも入っているとおり、保証期間は終身(一生涯)です。
いわゆる「終身保険」です。

 

保険料の支払期間

保険料の支払期間とは、保険の適用を受けるためには何歳まで保険料を支払う必要があるのかと言うものです。
「フレキシィ」では、保険料を払い込む期間は、以下のとおりとなっています。

  • 60歳払込完了
  • 65歳払込完了
  • 終身払い

 

60歳払込完了とは、60歳までにすべての保険料を払い込み、後は保障のみが一生涯続くというものです。
非常に安心感がある払込み方法ですが、払込期間が短くなるほど、1回あたりの保険料は高くなります。
ただ、払い込む総額全体で考えると割安になっています。

 

フレキシィの主契約(基本保障)

ここからは、「フレキシィ」の基本となる保障です。
特約とは異なり、これらの保障はこの保険に加入すれば必ずついてきます。

 

入院給付(疾病入院給付金、災害入院給付金)

保障内容 : 入院1日あたり『10,000円』 または 『5,000円』

入院する男性

入院時に1日あたり給付金が支払われます。
1日当たりの給付金額は、加入時に

  • 5,000円
  • 10,000円

の2通りから選択することになります。

 

入院時には、日帰り入院から保障され、1回の入院あたり60日まで保障されます。
そして、保険期間全体では通算1,095日まで保障されます。

 

給付の名称は疾病(病気)による入院と、災害(けが)による入院に分かれています。
しかし、給付内容自体はどちらが原因の入院であっても同じです。

 

手術給付(手術給付金、少額手術給付金)

保障内容 : 入院中の手術では1日の入院給付金の『20倍』 外来手術では『5倍』 放射線治療では『20倍』 骨髄ドナーの手術では『10倍』

手術を受けた際に、一時金が支払われるタイプの保障です。
最も多く想定されるであろう入院中の手術では、入院給付金の1日当たりの給付額の20倍が支払われます。

 

例 : 入院給付5,000円の場合

入院給付5,000円 × 20倍 = 100,000円(手術給付金)

 

以前はなかった「放射線治療保障」と「骨髄ドナー手術保障」

「フレキシィ」では、手術給付金に次の2つの枠が加わりました。

  • 放射線治療保障 : 20倍
  • 骨髄ドナー手術保障 : 10倍

これらは、前身となる「やさしくそなえる医療保険」では、特段別書きされていませんでした。
しかし、さまざまなニーズにこたえるため、フレキシィでは保障内容として拡充されました。

 

なお、放射線治療保障は保険期間のうち何度でも受けることができます。
(60日に1回が限度とはなります。)

 

対して、骨髄ドナー手術保障は、保険期間を通して1回のみの保障となります。

 

先進医療保障(先進医療給付金、先進医療一時金)

給付金 : 先進医療の技術料と同額 通算2,000万円まで
一時金 : 5万円

フレキシィは、先進医療保障が他社より少し手厚くなっています。
基本的な保障として、先進医療を受けた際の技術料と同額が支払われます。(先進医療給付金)
それに加えて、先進医療を受けた際に一時金として5万円が支払われます。

 

そのため、メットライフ生命の医療保険では、先進医療を受けて100万円の技術料がかかった場合、給付は以下のようになります。

100万円(先進医療給付金) + 5万円(先進医療一時金) = 105万円

 

特約から主契約にランクアップ

医療研究者

先進医療保障は、前身の「やさしくそなえる医療保険」では特約でした。
そのため、つけるかつけないかは自由に選択できたことになります。

 

しかし、フレキシィでは主契約となり必ず付加されることとなりました。
ただし、他の保障は保険期間が終身ですが、先進医療保障だけは10年更新となっています。
そのため、加入から10年後に若干ですが保険料が値上がりする可能性があります。

 

この点はややデメリットであるといえますが、現状、先進医療保障の保険料は100円前後と非常に安いです。
そのため、今後も大きな値上げと言うのはさほど想定されません。

 

付加保障(各種特約)

ここからは、主契約以外に付け加えることができる特約保障です。
加入する人が必要と感じた場合には付加することができます。

 

通院給付金

保障内容 : 通院1日あたり『6,000円』 または 『3,000円』

通院治療

主契約の給付金が支払われる入院をして、その退院後に通院して治療を受けた際に1日あたり給付金が支払われる保障です。

 

退院後180日以内の通院について、30日分まで保障されます。
(181日目以降の通院では保障されません。)

 

また、保障期間内全体では通算で1,095日間の通院まで保障されることとなっています。

 

入院前の通院は保障されない

こうした通院保障は、一言で「通院」と言っても、保険会社によってその定義が異なります。
「フレキシィ」の場合の通院は「入院後の通院」となっています。

 

そのため、あくまで入院した後の通院が対象であり、入院を伴わない通院には支払われません。

 

七疾病での入院保障延長

保障内容 : 七疾病で入院した場合の入院給付が日数無制限で保障

七疾病での入院保障延長とは、メットライフ生命が定める七疾病で入院した場合に、入院給付の保障日数が60日から無制限へと延長されるというものです。

 

ここで重要なのはどういった疾病が七疾病であるかですが、次のものが該当します。

  • がん(悪性新生物・上皮内新生物)
  • 糖尿病
  • 心疾患
  • 高血圧性疾患
  • 脳血管疾患
  • 肝疾患
  • 腎疾患

 

入院保障延長特約は必要ない?

検査入院

罹患数の多い疾病の場合に保障日数が無制限になり、非常に手厚く見えるこちらの特約ですが、個人的には必要ないと考えています。
その理由は、近年の疾病での平均入院日数がかなり短くなっているからです。

 

代表的な疾病の抜粋となりますが、疾病別の平均入院日数は次のとおりとなっています。

 

病気別の平均入院日数
傷病分類 平均入院日数
胃の悪性新生物(胃がん) 19.3日
結腸及び直腸の悪性新生物(直腸がん) 18.0日
肝及び肝内胆管の悪性新生物(肝がん) 18.8日
気管,気管支及び肺の悪性新生物(肺がん) 20.9日
乳房の悪性新生物(乳がん) 12.5日
糖尿病 35.5日
高血圧性疾患 60.5日
心疾患(高血圧性のものを除く) 20.3日
脳血管疾患 89.5日

【出典】厚生労働省『平成26年(2014)患者調査の概況

 

以上のとおり、60日を超えているのは

  • 高血圧性疾患(60.5日)
  • 脳血管疾患(89.5日)

の2つのみとなっています。
それ以外のものでは、12.5日〜35.5日となっています。

 

また、これらの日数は年々短くなっていっています。
そのため、今後も入院日数は短くなることが想定されます。
保険料の支払いに余裕がある場合には良いですが、そこまで必要な保障であるとは言えないでしょう。

有料級のセカンドオピニオンサービスが無料で使える!

有料級のセカンドオピニオンサービスが無料で使える

ポイント

メットライフ生命の「フレキシィ」に加入すると、セカンドオピニオンサービスを無料で使うことができるようになります。
私はこのフレキシィの前進の保険に加入していますが、このサービスが加入の決め手となったといっても過言ではないです。

 

「フレキシィ」に加入すると、T-PEC(ティーペック)という会社が提供する「セカンドオピニオンサービス」を利用することができます。
これは、通常、毎月10,800円かかるサービスなのですが、保険に加入すると無料で使うことができます。

 

このT-PECのサービスについては、別ページでも詳しく紹介しています。
セカンドオピニオンサービス【T-PEC】とは
以下でも概要を説明します。

 

このセカンドオピニオンサービスは2つのサービスから成り立っています。

  • 1つ目は「メディカルコンサルテーション」
  • 2つ目は「24時間健康相談ダイヤル」

です。

 

メディカルコンサルテーション

ドクター

メディカルコンサルテーションは、いわゆる「セカンドオピニオン」です。

 

例えば、今自分が治療を受けている病気について、「メディカルコンサルテーション」を利用するとします。
そうすると、医学界の名医達が、相談者のカルテを取り寄せ治療方針があっているのかを確認します。

 

そこで問題がなければ良いのですが、より良い治療法があると判断されれば別の医師を紹介してくれます。
その際に紹介される医師は、先ほどの名医自身か、名医が認めた優秀専門医と呼ばれる医師です。

 

そのため、治療を受ける際に、日本でも有数の知識や技術を持つ医師の治療を受けることができるわけです。
これが、メディカルコンサルテーションの概要です。

 

24時間健康相談ダイヤル

24時間健康相談ダイヤルとは、24時間対応の健康電話相談サービスです。
体調のことや急な痛みなどについて、24時間365日相談をすることができます。

 

このサービスの優れているところは、相談できる相手についてです。
24時間健康相談ダイヤルで相談できるのは、

  • 医師
  • 看護師
  • 保健師

といった医療従事者のみとなっています。

 

そのため、医療従事者ではない電話応対者が出て折り返しになる、といったことがありません。
いざというときや、緊急を要する際にはすぐ相談できるのでとても心強いサービスです。

気になる「フレキシィ」の保険料をチェック

フレキシィの保険料はいくらくらい?

続いて、フレキシィの保険料です。
保険料は、入院給付の金額や、付加する特約等によって変わってきます。
そのため、今回は次のような条件で算出を行いました。

 

保険料算出条件
  • 保障内容 : 主契約
  • 入院給付 : 1日あたり5,000円
  • 保険料支払期間 : 終身

 

フレキシィの年齢性別毎の保険料
加入年齢 男性 女性
25歳 -円 1,542円
30歳 1,577円 1,632円
35歳 1,812円 1,757円
40歳 2,102円 1,957円
45歳 2,537円 2,242円
50歳 3,062円 2,597円
55歳 3,712円 3.027円
60歳 4,512円 3,582円
65歳 5,472円 4,332円
70歳 6,587円 5,257円

メットライフ生命の「フレキシィ」は入るべき?

バランスがとても良い医療保険

おすすめポイント

メットライフ生命の「フレキシィ」は本当にバランスの良い保険です。

 

自分が保険に加入する際に、さまざまな医療保険を調べてみました。
そうしていると
「あとはこれがこうなればとても良い保障内容なのになぁ…」
と思うことが度々あります。

 

しかし、この「フレキシィ」についてはそうした思いは浮かびませんでした。

  • 入院
  • 手術
  • 先進医療
  • 通院
  • 付帯サービス

これらの保障すべてが、満足できる内容となっていると感じます。

 

このように、保障内容に満足できる保険は多くありません。
その多くない中の1つがこの保険です。
そのため、ぜひ入っておきたい医療保険だといえます。

 

セカンドオピニオンサービスが決め手に

私は、さまざまな医療保険と迷いに迷い、この保険に加入しました。
その決め手となったのは、上述のT-PECによるセカンドオピニオンサービスが付帯したことです。

 

セカンドオピニオンサービスについては、本当に素晴らしいサービスです。
私は保険の契約をお願いしたFP(ファイナンシャルプランナー)さんからこのサービスのことを教わりました。

 

正直なところ、最初にこの話を聞いたときは私も今ほど重要なサービスだとはわかりませんでした。
ですが、熱く語るFPさんの話や、自分で調べてみたりもして、このT-PECのセカンドオピニオンサービスが本当に素晴らしいサービスだということがわかりました。

 

こうした有料級の良いサービスが付いているという点も踏まえて、ぜひ他の医療保険と比較しながら検討してみてくださいね。

 


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