明治安田生命の学資保険「つみたて学資」そのメリットとデメリットとは

明治安田生命「つみたて学資」はどんな学資保険?

リニューアルした明治安田生命の学資保険

母子

学資保険は大手生保会社も数多く取り扱っていますが、その中でも返戻率が高いのが
明治安田生命の「つみたて学資」です。
です。

 

もともと明治安田生命には「明治安田の学資のほけん」という学資保険がありました。
こちらも大手生保にしては返戻率が高めだったのですが、2015年7月にリニューアルし、更に返戻率が上がりました。

 

この学資保険のタイプは2つ

この「つみたて学資」ですが、タイプが2つあり、それぞれ保障内容が異なります。
また、払込み方法も数種類あり、それぞれ選んだ方法により返戻率や保険料が異なってきます。

 

それぞれのタイプの返戻率や保険料、そして特徴はどうなっているのか
また、果たしてこの学資保険に入るべきなのか、紹介します。

 

T型とU型それぞれのタイプの違い

「つみたて学資」2つのタイプの違い

「つみたて学資」に存在する2つのタイプとは

つみたて学資ロゴ

  • T型
  • U型

という名前です。

 

名前だけでは違いが判りませんが、基本的な違いは保険料払込み免除の該当事由です。
万一の場合に、その後の保険料が免除になる理由が異なります。

 

保険料払込み免除の該当事由の違い

保険料払込み免除の該当事由は、T型よりU型の方が幅広くなっています。

 

T型の該当事由

契約者(親)が、死亡または所定の身体障害表の第1級・第2級の障害状態に該当したとき。

 

U型の該当事由

契約者(親)が上記T型の事由に該当したとき。
または責任開始時前を含めて、はじめて悪性新生物(がん)と診断確定されたとき。

 

U型の方が範囲は広いが注意点も

以上のとおり、U型の方が保険料払込み免除となる範囲が広くなっています。
がんになった場合でも、以後の保険料が必要なくなるのはとても安心感があります。

 

ただし、その分返戻率はU型の方が悪くなります。
保障が大きいためその分保険料が必要になり、仕方のないことではありますが、この点には注意が必要です。

「つみたて学資」の仕組みやメリットデメリット、返戻率はこうなっています

「つみたて学資」の基本情報

まず、「つみたて学資」の基本的な情報を紹介します。
なお、以下の情報はT型、U型ともに共通です。

保障内容
加入可能な子供の年齢 0〜6歳
保険料支払い完了年齢 5歳、10歳、15歳、全期前納払い
学資金受取り年齢 18、19、20、21歳(4分割)
契約可能な親の年齢 18〜70歳

【参考】明治安田生命「つみたて学資

 

リニューアルにより更なる短期払いが追加

「明治安田の学資のほけん」から「つみたて学資」へのリニューアルにより、保険料払込み方法が増えました。
5歳までに保険料を払い込む、今まで以上の短期払いが追加されました。

 

5歳までの払い込みは、1回の保険料が高くなりますが、その分返戻率も上がるというメリットがあります。
そのため、お金に余裕がある場合にはより返戻率を上げることができる支払方法です。

 

全期前納払いも可能

明治安田生命の場合、保険料支払方法で「全期前納払い」が選べるという特徴があります。
全期前納払いとは、保険加入時に保険会社に保険料を全額預けておく方式です。

 

一括払いと似ているようですが、一括払いとは異なり年末調整を毎年受けられる等のメリットがあります。
更に詳しくは以下のページで紹介しています。
保険料の支払い方法にはどんな方法があるのか?

 

「つみたて学資」学資金のイメージ

この学資保険の積み立てと受け取りは次のようなイメージになります。
保険料の払い込みは15歳で終わりますが、そこからも18歳まで上乗せ利息が伸びている点がポイントです。

「つみたて学資」受け取りイメージ

 

「つみたて学資」のメリットとデメリット

「つみたて学資」のメリット
  • 5歳、10歳、15歳までの短期払いしかないため、返戻率が高めになる。
  • 早めに学資金の準備を行うことができる。
  • U型であれば「がん」になった場合でも以後の保険料が免除される。
  • 高額割引制度がある

 

高額割引制度とは

「つみたて学資」には、「高額割引制度」があります。
これは、基準保険金額が70万円以上の場合に、保険料が割り引かれるという制度です。

 

基準保険金額とは、満期に4分割で受け取る1回当たりの保険金のことを言います。
そのため、学資金総額が280万円(70万円×4回)以上になると保険料が割り引かれます。
それにより、更なる返戻率のアップが期待できます。

 

「つみたて学資」のデメリット
  • 短期払いしか選べないため、18歳までの払い込みと比べると1回当たりの保険料がやや高めとなる。
  • 学資金は4回に分けての受け取りとなるため、大学入学時の費用には充てづらい。

 

5歳と15歳払込み完了時の保険料と返戻率

5歳と15歳払込み完了時の保険料と返戻率はそれぞれ次のようになっています。

5歳払込み完了時の保険料と返戻率
加入者の年齢 保険料(月払い) 返戻率
20歳 27,566円 120.9%
30歳 27,569円 120.9%
40歳 27,623円 120.6%

【算出条件】加入者:男性 子供:0歳 学資金総額:200万円 タイプ:T型

 

15歳払込み完了時の保険料と返戻率
加入者の年齢 保険料(月払い) 返戻率
20歳 9,848円 112.8%
30歳 9,867円 112.6%
40歳 9,962円 111.5%

 

かなりの高返戻率

以上の返戻率をご覧いただくと、15歳払込み完了で返戻率が112%を超えています。
これはかなり高い返戻率です。
よくある18歳払込み完了に比べると、払込期間が3年短くなるため保険料は若干高めとなっています。
しかし、無理のある金額とまでは言えません。

 

また、5歳払込み完了の場合は、保険料は高くなりますが返戻率が120%を超えています。
この場合、単純計算で、支払った保険料よりも2割多くお金が戻ってくることになります。
保険料が高くなるため誰にでもおすすめはできませんが、支払いが可能であればぜひ検討したいです。

ここまでを踏まえて明治安田生命の学資保険は入るべき?

短期払いが可能ならおすすめ!

ポイント

ここまでを踏まえると明治安田生命の学資保険は
短期払いが可能であればおすすめ!
といえます。

 

理由は払込み期間と返戻率

「つみたて学資」は返戻率が110%を超える、返戻率の高い学資保険です。
その理由は、ここまでご紹介した「短期払い」にあります。
短期払いは、返戻率が高くなる分保険料が高めとなってしまいます。

 

しかし、もし短期払いが可能なのであれば、「つみたて学資」は多くのお金が返ってくることとなるため、入っておいても良い学資保険と言えます。
学資保険はお金をためることを主目的とする保険ですので、せっかく長期間支払うのであれば、お金の増えるものを選びたいです。

 

明治安田生命の積み立て学資は、お金が増えるものとしては最適な候補の1つです。
ぜひ、他の学資保険とも見比べながら、お金の増え方を意識して学資保険を選んでみてくださいね。

 




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